こそだてだいありー

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説得するときは、まず相手に共感

私は子育てをする中で、アドラー心理学によく助けられています。
イライラするとき、悶々するとき、何となく子どもとうまく接せられないとき、アドラー心理学の本を開きます。

そこに書かれている大部分は、どんな人間関係にも共通することなので、当たり前と言えば当たり前の内容です。でも、子どもは毎日一番近くにいる存在だからか、たまに忘れてしまうのが私の現実です。

例えば、

「相手を説得するときは、自分の都合や言いたいことを話す前に、まず相手への共感をしましょう」

これが今日読んだ内容なのですが、最近、子どもにちゃんとできていなかったことに気づかされました。

息子は1歳半頃からこの数ヶ月、ずっと抱っこを求めてきます。
10kgをあっちこっち抱いて歩き、その上「バスが見たい」「お店に入りたい」だの、遠回りばかりさせられます。

側から見たら可愛いのですが、ママとしては疲れてイヤな日もあって、最近そういう日が続いていました。そんなとき、
「ママは疲れてるから歩いて」「今日はお家に帰ろう」「ちょっと休ませて」
と子どもに言っては、泣かれていました。すると更に疲れるという悪循環です。

ママも人間なので、ときには「抱っこしたくない」と言って良いと思うのですが、今思い返すと、
「そっか、抱っこされたいのね」「バス、見に行きたいよね」
とまず、寄り添ってあげるべきでした。

きっと、それでも泣かれますが (^^;

結果を重視すれば無意味なことです。
でも、過程を考えれば大きな差があります。

「ママのいじわる!」「ママのバカ!」の中に、ほんの少しでも
「ママはわかってくれている」という安心感があればいいなと思います。

子どもにはぜひ他人に共感できる優しい人になってほしいので、
まずは親が共感してあげるよう、努めたいと改めて思いました。